アイスランド経済は93年にデミノにより通貨価値を切り下げた事を契機にして国際競争力が増し、外需を主体に95年以降は順調に数%の安定的な 成長を遂げてきました。また、国営企業の民営化や市場競争原理を導入などの大規模な構造改革が功を奏し96~2001年の6年間で年平均4.6%の高い成長を遂げました。 02年には世界的な不況の影響でGDPはマイナス2.15%を記録したものの、03年以降は輸出の回復、世界経済の好転により順調にGDPを伸ばし08年現在も安定成長が 続いています。
GDP成長率 失業率
2003年 -0.30% 2.80%
2004年 2.60% 3.40%
2005年 1.80% 3.10%
2006年 5.60% 2.10%
2007年 2.60% 1.30% (indexmundiより)
主要な産業
アイスランドの主要産業はししゃも、タラ、マスなどを漁獲して輸出する漁業水産業及び水産加工業、金融業、地熱エネルギーを生かしたアルミニウム精錬産業 などが挙げられます。
水産業及び水産加工業は島国で水産資源が豊富なことから歴史的に盛んで 輸出割合で大きなウェイトを占め、金額ベースでは6割以上にも達しています。
しかし、近年水産業のGDPをしめる割合が低下し(17%から6%に低下)その代わりに金融、不動産などの業種がGDPの 3割近く(17%から26%に上昇)を占めるようになってきました。 また地熱や水力エネルギーを生かしたアルミ精錬やフェロシリコン等の鉄原料の生産も盛んで漁業を中心にした産業構成からシフトしつつあります。